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新メンバー・昊のこと

  • 執筆者の写真: ペットシッターベル
    ペットシッターベル
  • 7月27日
  • 読了時間: 2分
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 とあるご縁から、大型ミックス犬の昊(そら)・6才が我が家の一員となりちょうど1年となった。

 体重27㌔、ぱっと見シェパードかと勘違いしそうな外見でありながら、その実態は恐るべき超ビビり犬なのである。前のお家では、お散歩は月2~3回、人気のない公園を飼い主さんと歩いていて、一日のほとんどを室内で過ごしていたということだった。

 そのため圧倒的に社会的経験が乏しく対人スキルも超低空…目に入るものすべてが注意警戒対象なのである。そういう犬がお散歩に出るとどうなるか…はい、本当に大変です(泣)

 特に自転車やバイク、ランナー、自分を見つめながら歩いてくる人に対しての恐怖心が強く、目を剝きよだれダラダラ、くるくる回ったり飛び跳ねながら吠える…最初の頃は家の

敷地内にいても道路を行き来する車や人に興奮を抑えられず、落ち着かせるのが大変だった。

 今も、だいぶ落ち着いてこちらの指示に耳を傾ける余裕も生まれつつあるとはいえ、やはりいざ外に出ると心拍数が爆上がり、目は泳ぎとてもではないが人出の多い時間帯に出歩ける状態ではない。

 ということで毎朝の早朝散歩トレーニングの日々である。パ二くりそうになったら座らせる、吠えずに怖いものをやり過ごせたらおやつをあげる、をひたすら繰り返しながら家の近所の公園(普通に歩けば10分程度で到着)まで倍くらいの時間をかけてゆっくり歩く。帰宅した時は昊も私もぐったり、朝の数十分でほぼ一日の労働量を使い果たした気分である。

 とはいえ、私にはまだお客様Pくんnとのお散歩が待っている。しかし、昊のお散歩後のPくんとのお散歩はもうまったくの別世界、ヘブンである。お散歩代行をご利用されるワンちゃんにはお散歩ガチ勢さんが多く、Pくんもそのタイプ、がっつり1時間のお散歩なのだが、すれ違う人とも落ち着いてすれ違う、時々振り返りニコニコしてくれる(お尻を触られるとガウります(笑))なんて幸せ!あの苦行の20分散歩をすべて帳消しにしてくれるPくんとの60分散歩♡Pくんありがとう!あなたのおかげで私は毎日元気に(精神的にも)過ごせているよ…と心の中でPくんに話しかけながら歩いている。

 Pくんたちのようにお散歩を楽しめる日を目指して二人三脚で頑張ろうね、昊!

 
 
 

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